太陽系シリーズ6 土星 Saturn
土星は太陽から6番目の惑星で、木星についで2番目に大きい惑星です
赤道にそった直径は、地球の約9倍です。
密度が小さく、重さは地球の95倍しかありません。
水に浮くほど軽い天体です
ハッブル宇宙望遠鏡
※クリックすると大きくなりますよ!
土星は「太陽系の宝石」とよばれるように
美しいリングをもつ惑星です
最初は、ガリレオ・ガリレイによって
発見されました。(1610年)
氷のつぶでできていて、
その幅は23万キロメートルを超えます。
望遠鏡で見た土星(イメージ図)
小望遠鏡ではA環およびB環、そして「カッシーニの空隙」と呼ばれる環の隙間を観察することができます。口径15cmクラスでは条件がよければC環を確認することも可能です。さらに、口径30cm以上の望遠鏡を使えば、A環の中にも「エンケの空隙」と呼ばれる環の隙間があるのを見ることができます
土星の環
アメリカの惑星探査機ボイジャー2号が送ってきたC環のアップです。無数の細い環からなっているのがよく分かります。
写真:数千本の細い輪をもつ土星
土星のしま模様は、土星を囲む大気や雲によるものです。
大気は水素、ヘリウム、水、メタン、アンモニアなどの気体や
氷のつぶからできていると考えられています。
大気の温度は低く、マイナス170度くらいです。
土星の内部は、木星に似ています。
主に水素、ヘリウムからできているようです。
しかし、大気は木星ほど活発ではありません。
その下には、凍った水素の層があり、
中心には固体の核があると考えられています。
宇宙に浮かぶ宝石のような綺麗な星ですが、
ちょっと人間は住めそうにないですね