2008年10月09日

世界遺産 北米編 157 ミグアシャ国立公園 (カナダ)


カナダ ケベック州ガスペ半島の南岸にある国立公園

Miguasha National Park.jpg

脊椎動物の化石が出土する地層を保護するために開設された

ユーステノプテロン(骨格図)

約3億8,500万年前(デヴォン紀後期)の北アメリカおよび
ヨーロッパに生息していた硬骨魚類の一種である。
両生類の直接的祖先、もしくは、その近縁と見なされてます。

Eusthenopteron.gif

【ミニ知識】
一帯からは5000個に及ぶ化石が発見されていますが、
特にデボン紀の魚類の化石が多いことで、世界的に有名です。
骨のある4枚の鰭をもったユーステノプテロンの化石をはじめ、
いずれも保存状態が良好で、脊椎動物の進化過程を探るうえで
貴重な史料になっています。

総ヒレ数のの最も多いことと、最も保存の良い化石の標本が
多数出土したということで世界的に有名になっています。

HP Miguasha National Park (英語)

HP UNESCO Miguasha National Park(英語)

1999年に世界遺産(自然遺産)に登録される。[13/14]

posted by ついてるレオ at 11:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 世界遺産 北アメリカ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ユーステノプテロン No.60
Excerpt: 海洋堂 恐竜模型図鑑 ダイノテイルズ6より
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