ロシア、サンクトペテルブルグにある国立美術館


『ダンス』 (1910) アンリ・マティス

20世紀の色彩の魔術師マティス
「私はただ、自分の感情を色に置き換えようと努力しただけだ」マティス
近代主義をリードした"フォーヴィスム(野獣派)"の先達
この作品はなめらかな曲線が画面を構成し、3色が平たく塗り込まれていますね。
『ブノワの聖母』 (1478頃) レオナルド・ダ・ヴィンチ

若き「万能の天才」が描いた愛情溢れる永遠の聖母子像の原点
スミレの花に関心を示す幼子と、あどけない表情を浮かべる若い母を描いていますね。
『ユディト』 (1500〜05頃) ジョルジョーネ

遠くまで広がる景色を背景に、うつむいた女性がたたずむ。
この女性は、巧みな策略で敵将の首を取ってユダヤ民族を救った、
救国の女性ユディトを描いています。
【ミニ知識】エルミタージュ美術館 (ロシア)
ロシアが誇る女帝エカテリーナの収蔵品の収集を始めたのが起源。
「エルミタージュ」はフランス語で「隠れ家」を意味します。
1917年に一般にも開館されました。
1990年に「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」の名で
世界遺産に登録されています。
☆地図情報
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