2009年06月17日

シャガール美術館


南フランス、ニースぴかぴか(新しい)にあります

シャガール美術館.jpg

『雅歌V』 (1960) マルク・シャガール

雅歌V シャガール.jpg

「ソロモンの雅歌(がか)」は『旧約聖書』に収められたイスラエル(ユダヤ)人の
愛の賛歌です。放浪生活を余儀なくされたロシア系ユダヤ人の画家シャガールは、
70歳を過ぎた晩年、南フランスのヴァンスで情熱的な赤色を基調に、5枚の
「ソロモンの雅歌」を描きました。なかでも、この作品は、愛する男女が今まさに
結ばれようとする劇的な場面を描いた神聖な雰囲気と官能性に富む作品です。

『楽園』 (1861) マルク・シャガール

楽園  シャガール.jpg

深海を思わせる青色の世界から、様々な形象が色鮮やかに浮かんでいます。シャガールは
この幻想的な世界に「創世記」に記されたエデンの園を描いた。中央右には、神の創造した
人間である「アダム」と「イヴ」が誘惑者の蛇とともに描かれ、その上に赤い実を茂らせる
「知恵の木」が描かれています。

『人間の創造』 (1956〜1958頃) マルク・シャガール

人間の創造 シャガール.jpg

シャガールの「聖書のメッセージ」の連作のひとつ。神が人間を創造する場面に、
キリストなど様々なモチーフが重ねられている。

ニース

ニース.jpg

【ミニ知識】シャガール美術館 (ニース フランス)
1973年、画家の86歳の誕生日にマルク・シャガール美術館が開館しました。
帝政ロシア領ベラルーシ生まれのユダヤ人で、"色彩の魔術師"、別名
生涯妻ベラを敬愛したことから「愛の画家」と呼ばれています。

☆地図情報 

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posted by ついてるレオ at 11:30| Comment(2) | TrackBack(1) | 世界の美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シャガール 画像 で 検索中です
独特のライン と 色彩 すごいです。
こないだ シャガール展へ 行きました。
天井壁画〜舞台衣装〜 映画 舞台 そんな歴史風景 なんとなくダリをモネの壁画を 思い出しました
こないだピカソの16歳のころの作品を見てびっくり シャガールの若きころの作品を見たいなぁ
絵画同好会(名前検討中
Posted by 村石太マン&惑星の王子様 at 2014年07月12日 01:53
村石太マン&惑星の王子様 さん

コメント
感謝してます(笑い)

シャガールの作品は
すごく素敵ですよね(^.^)

Posted by レオさん at 2014年07月12日 11:47
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