2009年06月19日
ウフィツィ美術館
フィレンツェにあるルネサンスの名画で有名な美術館ですね
『ヴィーナスの誕生』 (1485年頃) サンドロ・ボッティチェリ
巨大な帆立て貝の上に危うげに立つ裸身のヴィーナス。
金髪を風になびかせ、夢見るような眼差しを投げかける。
ボッティチェリの傑作『ヴィーナスの誕生』は、
ルネサンスの美の神髄です。
【ミニ知識】ルネサンス
14世紀、イタリアに興った動き。暗黒時代とも呼ばれた神と教会の威光が
絶対の価値とされた中世。その呪縛から解放され、人間の精神そのものに
光を当てたルネサンスは、新しい文化・芸術運動としてヨーロッパ全土に広まりました。
『春』 (1482年頃) サンドロ・ボッティチェリ
画面中央に立つヴィーナスとその庭園を描いた大作。右手前でほほ笑むのは、
古代ローマの花の女神フローラ。画面を埋めつくす200種以上もの花々の
多くは、愛や結婚に関わる花言葉をもっている。「豪華王」と呼ばれた
メディチ家の当主ロレンツォの又従弟、通称ロレンツィーノの結婚を祝した
作品ともいわれています。
フィレンツェ
【ミニ知識】ウフィツィ美術館 (イタリア)
1591年より部分的に公開されている近代的美術館。メディチ家歴代の美術コレクションを
収蔵する美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫である。展示物は2,500点にのぼり、
古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、
ラファエロらイタリアルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、
以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されている。
1982年、「フィレンチェ歴史地区」の一部として世界遺産に登録されました。
(参考)
【ブログ】ついてるレオさん"Happy Life"
世界遺産 ヨーロッパ編 38 フィレンツェ歴史地区(イタリア) (3 22 2007)
☆地図情報
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