2009年06月23日
ゴッホ美術館
"炎の画家"ゴッホの代表作を集めている美術館ですね
『ゴッホの寝室』 (1888年) ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
フランス南部 アルルで借りた「黄色い家」のゴッホの寝室。
ゴーギャンが来る直前の10月に描かれた。
飾り気のない室内に、椅子や枕がふたつずつ描かれ、
ゴーギャンを待つ画家の心を反映しています。
『荒れ模様の空の麦畑』 (1890年) ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
ゴッホはサンレミの精神病院を出て、パリ北西の村オーヴェル・シュル・オワーズで
37年の生涯の最後の時間を過ごした。この作品は晩年の大作のひとつ。
母親に「この麦畑の大作に完全に没頭している」と書き送った。
広々とした空や果てしなく続く畑には、明るい色彩にもかかわらず、緊迫感が漂っている。
『荒れ模様の空にカラスの群れ飛ぶ麦畑』 (1890年) ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
「今にも嵐が来そうな空の下に広がる麦畑を描いたもので、僕は思いきって悲しみや極度の孤独を
表現しようとした」(ゴッホ)
次第に垂れこめる黒々とした雲。地平線から湧き出るような、死を予感させる鳥。
風に大きく揺れる麦の穂、うねる道…この絵は、1890年7月、37歳で自ら命を絶った
"炎の画家"ゴッホの遺作となりました。
【ミニ知識】ゴッホ美術館 (アムステルダム オランダ)
1973年開館。設計はオランダの建築家、家具デザイナー ヘンリー・リートフェルト。
ゴッホ作品の他、同時代のポール・ゴーギャン、ロートレックらの作品、
ゴッホが傾倒していた日本の浮世絵、盛んに模写をしたミレーなども展示されています。
☆地図情報
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