太陽系シリーズ 2 水星 Mercury
太陽に最も近い惑星
太陽系の惑星の中では一番小さい惑星である。
水星は、太陽にもっとも近いところをまわっている惑星で、
ややゆがんだ楕円軌道を持ち、太陽からの距離が
4,600万km〜7,000万kmと変化します。
水星の直径は4,880kmと地球の3分の1程度です。
また、水星の表面は無数のクレーターで覆われており、
かつては激しい隕石の衝突があったことを物語っています。
「カロリスベーン(熱の盆地)」
「水星の丘陵部」
「水星の南西部」
「水星の近接写真」
地動説で有名なコペルニクスも生涯水星を見たことがない(!)と
いう逸話が残っているほど、水星はなかなか見られない天体だそうです。
昼と夜の気温差が激しい水星
太陽のもっとも近くにある水星は、
太陽の強烈な光や熱を地球の7倍も受けています。
そのため、昼には表面の気温が400度まで高くなります。
しかし、大気がほとんどなく、自転の周期が非常にゆっくりしているので、
太陽の側を向いていない夜の面では、熱がほとんど失われてしまいます。
そして、夜明け前には温度がマイナス160度にまで下がります。
これでは、なかなか、住めないですよね!
(写真:NASA)
2006年09月14日
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