中国の世界遺産５ 秦の始皇帝陵

中国陝西省の秦始皇帝の陵（墓）とその周辺にある兵馬俑坑

武士俑



陶馬



戦車



ＨＰ　Mausoleum of the First Qin Emperor（英語）

【ミニ知識】
秦の始皇帝は中国史初の皇帝であったが、その強大な力を利用し大きな陵墓を建てた。
これが秦始皇帝陵である。1974年に地元の住民により発見された。

兵馬俑坑は、この陵を取り巻くように配置されており、その規模は2万m2余におよぶ。
3つの俑坑には戦車が100余台、陶馬が600体、武士俑は成人男性の等身大で
8000体ちかくあり、すべて東を向いている。

１９８７年世界遺産（文化遺産）に登録される。

中国の世界遺産４ 莫高（モーガオ）石窟群

中華人民共和国甘粛省敦煌市の近郊にある仏教遺跡

莫高窟　砂漠の「大画廊」



鳴沙山



シルクロードで最も美しい砂丘が連なる

ＨＰ　Mogao Caves（英語）

【解説】莫高窟（ばっこうくつ）
敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山（めいささん）の東の断崖に
南北に1600mに渡って掘られた600あまりの洞窟があり、その中に
2400余りの仏塑像が安置され、壁には一面に壁画が描かれ、総
面積は45000平方メートルになる。

１９８７年世界遺産（文化遺産）に登録される。

中国の世界遺産３ 北京と瀋陽にある明・清王朝の皇宮

北京　故宮博物院（紫禁城）



暢音閣　京劇の舞台



皇帝たちはこの京劇を向かいの閲是楼から鑑賞してたそうです。

瀋陽故宮



鳳凰楼



ＨＰ　Imperial Palaces of the Ming and Qing Dynasties in Beijing and Shenyang（英語）

【解説】
1987年に登録された北京の故宮博物院は世界最大の皇宮で、
明と清の24代にわたる皇帝の宮城であった。

2004年追加登録された瀋陽の瀋陽故宮は清の前身・後金の皇帝ヌルハチと
ホンタイジの皇宮ならびに清王朝の離宮であった。

１９８７年世界遺産（文化遺産）２００４年拡大登録される。

中国の世界遺産２ 万里の長城 （ワンリー・チャンチョン）

万里の長城（ばんりのちょうじょう）

八達嶺長城（はったつれい）北京市街北西部



※もっとも早く観光地として一般公開された場所

金山嶺長城　北京から北東へ130キロ、河北省と北京市の境にある長城



司馬台長城　北京市内から北東に約120キロ　



※天梯(天へのぼるハシゴ)と呼ばれている

居庸関長城　北京市内から北西へ約50キロのところに位置する。



ＨＰ　The Great Wall（英語）

【解説】
河北省山海関から、甘粛省まで至り、総延長は6,352kmに及ぶ。
最初に長城を作ったのは秦の始皇帝だと認識されているが、
現在見られる「万里の長城」は明代に作られたものである。

１９８７年世界遺産（文化遺産）に登録される。

中国の世界遺産１ 泰山（タイシャン）

泰山（たいざん） 中華人民共和国山東省泰安市にある山（1,545m）

南天門



頂上





（参考）頂上までは、ロープーウェイで登るが、
本来の一天門の登山口から登るならばこの7000段の階段を登ります。



ＨＰ　Mount Taishan（英語）

【解説】泰山（たいざん）
封禅の儀式が行われる山として名高い。
道教の聖地である五つの山（＝五岳）のひとつ。
五岳独尊とも言われ、五岳でもっとも尊いとされる。

１９８７年世界遺産（複合遺産）に登録される。